スズキGAGをセル付きかつ50mmストロークに改造します。
以前の記事は移転前のヤフーブログに書いています。
方法は、
フライホイール側にバーディー50、クラッチ側にGAGのクランクを使う。
双方とも、クランクピンの穴を溶接で埋めて掘り直す
というもの。
で、まずはこの穴を埋めるために圧入用の駒を作ります。
使うのはクロモリの熱処理済み(マルエッチという)の棒材。
SS400(普通の鉄)の方が溶接性は良いのですが、おそらくクランクシャフトもクロモリ鋼なので材質を合わせました。
強圧入するときの設計のコツは面取りの角度をゆるくしておくこと。面取り角が通常の45°だとカジッてしまい圧入に失敗してしまいます。
クラッチ側はエンジンオイルをコンロッドに供給するためのオイル通路が設けてあるのでクラッチ側だけに4φの穴を追加。
油圧プレスで圧入。ストロークアップするとコンロッド大端部の当たり面が不足するので肉盛りします。
肉盛り予定の所の表面をベルトンでクリーニング。
そしてTIGで肉盛り。次はこれに穴を掘ります。
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GAGカスタムでの久しぶりの更新ですね。次も楽しみにしています。
ありがとうございます!