前回、とりあえず組み上げた中古フレームを外にひっぱり出してきて3Dスキャンできるか実験してみました。
しかし、全く仕事をする気を失ってしまう程の天気の良さ。
そして、小鳥の鳴き声。
毎年毎年何をそんなアホみたいに鳴きまくる必要があるのでしょうか彼らは、わけわからん。
このシャシーの製作プロジェクトをやってるのは木川さんで、ブログは私(荒木)が書いているのですが、
私、これについて何のソフトを使うかどないするのか何も聞いてなかったのですが
使うソフトはこれ↓だそうです。
AUTODESK Remake
英語のサイトなのでGoogle翻訳で日本語に直したものはこちら
このソフト、ちょっと前は「Mement」っていう名前で無償でベータ版が使えていたそうなのですが現在「Remake」になって製品版になったそうです。
日本語版を使うには月額5400円、年額49680円。無料体験期間は1カ月。
けど英語版にはフリー(無償版)があるみたいです。(←多分こっちを使っていたのかな?)
対象となる物体の写真から3Dモデルを作成するソフトなのですが、当然、1枚の写真では凹凸が分かるはずは無いので、複数枚、少しずつ撮影角度が違う写真を沢山撮ります。この様に↑。
で、その写真たちをクラウドにアップロードして3D化の処理をしてもらいます。
どういう処理が行われているのか分からないですが、一定時間(今回は10分程でした)待つと3Dのデータが生成されます。
クラウドを使いたくない場合は自分ちのパソコンにインストールして3D化の処理をしても良いのですが、推奨スペックを見てみると(こちら)かなりハイスペック。
Google翻訳で訳すと
推奨要件
64ビットMicrosoft®Windows®7以降
128GBシステムRAM
NVMe PCIe SSD、100GBの空き容量
Nvidia GFXカード:
•1台以上のQuadro M6000カードまたは
•12 GB VRAM搭載のGeForce Titan X 1台
複数のXeonプロセッサ
128ギガのメモリは無理やろ。Quadro M6000のグラフィックボードだけで60万ぐらいするし。
で、何でか後ろのトラクターごと3D化されてこうなりました。↑
私、びっくりしたのが色も付いていること。テクスチャも付いて来るんです。
スクリーンショットだと普通に写真にしか見えないので動画で。↓
ちょっとスイングアームやフレームの影の部分がうまく取れていませんが実験としては十分です。
テクスチャを取り去ると、点々を三角でつないであってバーチャファイターみたいになっています。
寸法は実物とは全然違う値に勝手に決まるらしいです。実物と寸法を合わせるには拡大か縮小しないといけない。
データをCAD(FUSION360)に移行して、展開する事が出来ました。
今回は、単車のフレームなんで、左右対称です。
片側だけあれば、CADでミラーコピーしたらいいので右側だけ撮りました。
なので、左側はモデルが欠けています。
Remakeが処理しやすいような写真を撮れば、モデルの精度を上げれるので、
本番の際(今回のスキャンは実験だそうです。)には詳しいソフトの使い方とともに紹介してくれるそうです。
写真を撮ってはアップロードして待ち、結果を確認し、また撮影し、という途方もない労力を費やして得られたノウハウですけど、気前よく公開してくれるそうです。
立ちションをしていたら足元に4つ葉のクローバーを見つけました。
いいことがありそうです。
そんなことをやっている荒木エフマシンが
本気で技術を投入して作った
削り出しのボールペン、
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