古いバイクなので何やかんやでレストアみたいになってしまって、このSR400の記事も12個目ですが、ここに来てやっと乾式クラッチの組み付け作業に入れます。
まずはクラッチカバーを外します。それをNCで削って、オイルシールが入るところを溶接して、もう一回削ります。
無論、高温になるので純正のオイルシールは全部外しておきます。
キック、クランクシャフトのオイルライン、チェックバルブの3つが付いています。
溶接した後は漏れが無いか、石鹸水を吹きかけて裏からエアーを吹いてリークチェックをします。
それともう一つ、クラッチボスも加工します。
以前はクラッチバスケットも純正部品を溶接追加工していましたが、溶接ができない個体があったので、少し前から削り出し品に変更にしています。
ですので、純正部品を追加工するのはこの2つの部品だけです。
クラッチカバーの製作が終わったら、オイルシールを全部組みます。
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