ビンテージ生産設備の修理、メカ的に延々往復を繰り返すエアシリンダ3

先日から修理しているビンテージ生産設備のエアシリンダ、
連載3回目にして修理完了しました。
これが↓その1とその2の記事。

ビンテージ生産設備の修理、メカ的に延々往復を繰り返すエアシリンダ2

ビンテージ生産設備の修理、メカ的に延々往復を繰り返すエアシリンダ

 

今回初体験だったのがエアクッション。この中央に付いている、オイルシールとなんら見分けのつかないゴムリップ。↓

ピストンの両端についてる、ちょっと太くなっているところが、エアクッションのリップに飛び込むことで、端点と原点に着いた時、シュコってなり、ゴーンなってまうのを防止します。

なのでエアクッションには結構圧がかかるので、嵌め合いはベアリング並みにキツくしてある。
オイルシールで代用するのは緩いので恐らく無理やと思います。
マイナスドライバーでコジッて抜こうとしましたが、無理やったので、ベアリングプーラーで抜いた。

錆取り剤で錆を取って、色を塗って組立てしました。


作業前↓と比べるとかなり綺麗になりました。

メカニカル延々往復機構の動作はこんな感じです。↓


 


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