弊社の商品
テクノロジックでギークなボールペン、MechaSEA、
その生産のため、マシニングセンタの買い付けに東大阪機械団地まで行ってきました。
場所はここ、中環と中央大通の交わるところです。
ストリートビューで見てもらったら分かると思いますが、中古の機械が倉庫にめちゃんこ放り込まれています。
姫路とかで商社に中古機械を探してくれと言うとここに連れてこられるか、もしくは売主の工場に直で連れて行かれます。
なので関西で中古機械を探している人はとりあえずここに来たら良いかと思います。ちなみに土曜日は半分ぐらいの会社が開いています。
愛知や関東にも同じような界隈があるようですが、私は知りません。
観光も兼ねて調査には行きたいですが。
中古機は程度や年式により、値段がさまざまですが、新品を買う場合はどこで買っても多分ほぼ金額は一律だと思いますね。
しかし新品を買う場合は小企業の場合、助成金や補助金が適用される場合があります。申請書を作るのがめんどくさい上に通るか通らないか分からないですが。
私が調査した限りでは
小さいマシニングを月賦で買う場合の金額ランキングは、
中古→新品+補助金→リース→新品
ですね。
こんなめっちゃデカい旋盤もありました。
一体何を作っとったんや、これで。
実は、MechaSEAの現状の生産設備は試作品製作を改良した程度で、生産能力が足りません。
マシニングセンタ1台だけで加工しているため、加工待ちと段取り替えの時間が長く、少し赤字が出るので、他から資金を補填しています。
というものの、これは計画通りで想定通り。会社がつぶれるわけではありません。
元々、「初期投資でドカンとお金を使ったら身動きが出来なくなってしまうので、売れ行きに応じて、徐々に設備を増強していこう。」という計画でした。
今までいろいろと資金に困ってきたので、ベンチャー企業の乏しい資金で出来る限り良い商品を作るための工夫です。
この商品は、文房具としては全く前代未聞の商品でしたので、売ってみるまでどれぐらい売れるかわかりませんでした。
分かっていたのは国内の筆記具の市場規模のみ。(1000億円弱)
数か月、1本も売れない可能性もありました。(確率は低いでしょうけど。)
開発完了し、発売し、売れ行きが分かるまでは、量産設備は不要不急と判断していたのです。
これはマジで私荒木、社長っぽい判断が出来たなと満足してます。
補助金や助成金で政府に助けてもらう方法もありますが、まったく実績のない新規の商売で補助金を取るのは難易度が高いです。
補助をあてにするよりも初期段階の商売をコンパクトに設計することに時間をかけた方が吉だと思います。申請書を書くにもそれなりの時間が必要なので。
農業をやる場合は幾分通りやすいみたいですが、工業は通る確率が低いです。
で、いつ来るか分からない増産のタイミングでしたが、
ありがたいことに発売して早々に来ました。
現状の販売本数ですと、設備投資しても返済していくことが可能です。
売り上げのカーブは二次曲線的に上がる可能性が高いので、超ロングローンで借入れしといて、余剰金が出来るたびに繰り上げ返済していけば良いかと思います。
なぜここまで事細かに解説するのかというと、これから起業する人の参考にしてほしいからです。
関西、しかも加西で起業する人が増えて欲しいですわ、マジで。
テクノロジックでギークなボールペン、
MechaSEAはアマゾンとヤフオクで販売しております。
下記よりお買い求めいただけます。
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「東大阪機械団地でマシニングセンタを物色その1」への1件のフィードバック