GAGをビモータSB6レプリカに_ウエットブラストむっさ綺麗

クランクケースとヘッドのパーツを灯油で洗浄し、塗装剥離後ウエットブラストに出しました。
本来は塗装されていない部品なのですが、前オーナーが塗装してたので。
ウエットブラストとは、装置メーカーのサイト

で、帰って来ました。

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むっさ綺麗やないですか。

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チェーンの近くも、むっさ綺麗になっている。しかも地肌を侵食していない。

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ケースの内側は処理しなくてもいいし、マスキングもしなくていい、という指定で発注したら、割と安くして頂きました。

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ウエットブラスト前と後の比較

コピー ~ 2016_03_03 022 2016_03_03 021

いよいよ組立に入ります。

GAGはクランクサイドベアリングとクランクの間にシムを入れて組んで下さい仕様なので、
一旦組んで測って、シムを発注します。
今回はセル付きに改造するので、フライホイール側にバーディー、クラッチ側にGAGのケースを使います。

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ベアリングを入れて、(GAGはモンキーとは逆で、ケース側に圧入。クランクには軽圧入。)

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クランクをフライホイール側に組んで、

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クランクとクラッチ側のベアリングの間にいくらクリアランスがあるか測って数値を出します。
クランク側↑  クラッチ側↓

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今回は0.79mmでした。ストロークアップのためにクランクを削ったのでもっと広いかと思っていましたが、常識の範囲内に収まりました。

という事でシムは部品番号 09181-20011 厚み0.75mmを発注しました。一枚110円。
スズキのシムはいっぱい厚みがあるのでモンキーにも使えるのではないでしょうか。

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このシム、当然汎用品もあります。岩田製作所が作っているのですが、選定ページはこちら

一枚もんタイプとラミネートもんタイプがあります。でも購入単位が10枚ずつ5枚ずつなのでスズキ純正にしました。

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もし、シムを買うのがめんどくさいと思う場合は、固定力が強めのロックタイトでクランクとクラッチ側のベアリングを接着してしまえばいいかもしれません。
金型のダイセットとガイドブッシュですら、ロックタイトで持つねんからいけるはず。

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GAGをビモータSB6レプリカに_ウエットブラストむっさ綺麗」への2件のフィードバック

  1. やはり見栄えあるエンジンにカスタムするにはウエットブラスト処理は必須ですね。
    塗装とは違う輝きがすばらしい!!

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