GAGをビモータSB6レプリカに_セルと激レア武川6速を組む

クランクが出来たのでいよいよエンジンを組んでいきます。
現在、オーナーさんからはバーディーとGAGのエンジンの二基を預かっています。
あと、工場の隅っこには長らく放置中の私のやつがあります。正確には中井さんのやつやけど。(誰か分からんと思いますが)
これ。

GAGとバーディーのケース違いはセルモーター取付の穴以外ほぼ無いみたいです。

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バーディーの方はオイル焼けしています。ベアリングを換えれば完全復活しますが、結構な距離を走っていたみたいです。あまりオイル交換をせずに。

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古くてへろへろのパーツリストを見ながら、交換部品をリストアップしていきます。
預かっている新品純正部品もあるのでそれは飛ばして発注します。

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ケース内がオイル焼けしていたのでちょっと不安でしたが、何故かセルのワンウェイクラッチは状態良好。

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純正やのにここ溶接ねや。4輪に比べると生産数が少ないので一体鍛造で作るよりも
板をプレスで抜いたやつと丸棒のブツ切りを溶接した方が安かったのでしょう。

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ワンウェイのローラーも全然傷が入ってないですが、ここぐらい新品に換えとこうと思い注文しました。セルを回している時以外は空回りしているだけの部品なので摩耗しないのかも知れません。
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モンキー系とは違い、GAGはクランクの軸方向のガタをシムで規制する式です。
クラッチ側のクランクサイドベアリングとクランクの間にシムを入れます。
これが結構手間。一度組んでガタの量を測らないといけません。
シムは純正部品を頼んでもいいし、岩田製作所の汎用品でもいいと思います。

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今回組むミッションは何と幻の武川6速!
これは当時は高価だったし、生産数も少ないし、廃番になってから長い年月が経っているのでかなりレアです。もう手に入らないでしょう。

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クラッチバスケットがちびて(摩耗して)いたらGS50のクラッチバスケットを流用する技を前に編み出していたのでやったろうと思っていたのですが、クラッチバスケットの状態は良好でした。

 

発注したのはOリングやベアリングばかりだったので欠品や廃番はありませんでした。
GAGと現行のバーディーは同じものが使われているようです。
これで純正部品が届けばエンジンは閉じれます。

あ、その前に、エンジン外側をガラスビーズでクリーニングせねば

 

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GAGをビモータSB6レプリカに_セルと激レア武川6速を組む」への2件のフィードバック

  1. ひゃっホゥ・・・ ○~(^○^)~○
    てな感じでかなりハイテンションです。
    この続きも楽しみです。

    1. ありがとうございますっ!
      6速はホンマレアですよねっ。
      レア過ぎて輝いて見えます。
      今のところ、特にGAGとバーディーで大きく違うところは無さそうなのでサクッと組めそうです。

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