キャリパーサポートの設計ができたので削りました。
この車両、使っているホイールはNSR50用ですが、特注ホイールでダブルディスクとなっています。なので左右両方作ります。
結構オフセット量が多いので分厚い30mmの板から削りました。
裏表両方削る必要があるので、裏返す時、位置決めが必要です。
普通は製品の外側の最終的に取り去ってしまう部分にピンを付けたりしますが、今回はボルトの穴に、
バイクのクランクケースの合わせ目等に良く使われている、カラー状のノックピンを使いました。
M10のボルトのバカ穴(本来Φ10.5ぐらい)をΦ10のH7に変更、そこにこのカラー状ノックピン(寸法は外径Φ10x内径Φ8)を入れて、M8のネジで固定しました。
この形式のピンは昔、ミスミや工具屋さんで買えなかったのでバイクorクルマの純正部品を買うしかなかったのですが、今はミスミにもありますね、(こちら)厚みはバイク用より分厚い模様。
左側のフォークとブレーキディスクの距離が近かったので、そのままだと、キャリパーサポートを薄くしないといけなくなってしまいます。
ここは手加工で8.75mm削りました。
長らくしまいこんでいた特注製作のトップブリッジを出してきてフロントを組み立てました。
アンダーブラケットとステムシャフトは弊社製の量産型、アルミになるのですごく軽くなります。
3Dモデル通りに出来ました。
しかし、ダブルディスクはイカツい。
そんなことをやっている荒木エフマシンが本気で技術を投入して作った
メカニカル極まりないボールペン、
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