月別アーカイブ: 2016年3月

TZM50改→TZM150F復元完了

私は色々と暇がないので
塗装と割れ補修は加西市内のgrant paint worksさん、(新車の補修やってはった人なので、ゆず肌具合のコントロールまでもしてくれはる。マジで腕がやばい。)
スクリーンの製作はたっつあん、
カッティング貼りはアツボンに発注。

コピー ~ 2016_03_07 005

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よっしゃ復元出来ました。

因みに修復前の状態。
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これ、エンジンはYBR125なのですが、インドバイクのFZ16のピストンを使って悶絶ボアアップと、リアキャリアの一品製作をやりました。

 

それとうっすら見えると思いますが、これについているブレーキはブレンボ4ポットなのですが、かなり効きます。
こちらのページで詳しく説明しています。まだ販売してますので通販サイトで購入可能です。

荒木エフマシン製品のご購入は下記へどうぞ!
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GAGをビモータSB6レプリカに_武川旧ボアアップキット52φのピストンリング、全部廃番2

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TKRJで注文していたピストンリングが来ました。

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リング溝幅にはピッタリです。分かっていましたが、良かった。

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前回やった時はストロークアップ無しのキットだったので、オイルリングのエキスパンダは使用できませんでしたが、今回のキットはストロークアップ用のピストンなのでオイルリングもエキスパンダも使用出来ました。

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モンキーやカブを始めとして、50ccで80ccぐらいに派生モデルがあるクラスは大概ピストンピン径が13φなのですが、GAGとバーディーは12φです。ちょっと細い。
GAGはボアアップのみのキットはピン径12φ、ストロークアップを伴うボアアップキットはピン径13φとなっています。おそらくTAKEGAWA がモンキーとコンロッドを共通化するためだと思います。

この、スズキのピストンピンが細い傾向は排気量が大きくなっても続いてて、GSX-R600も他社同クラスの車両よりピン径が細いです。
このあたりの情報や流用出来そうなピストンを探すにはワイセコのカタログを見まくれば伺い知れます。
ワイセコのカタログPDFはこちら、もの凄いファイルがデカいのでPCに保存して見た方がいいかも。
ついでに書いとくと、ワイセコのカタログを見まくった結果、思ったのが、SR400はピストンピン径がちょっと太い。もし、一品加工品でクランクピンを打ち換えてストロークアップするなら、SRXのコンロッドを使うと飛躍的に流用可能なピストンが増える気がします。
コンロッド、クランクピンはTKRJで買うと単品で、かつ安く手に入ります。
いや、ハーレーの補修用のメタルブッシュをSRに圧入しても良いかも。
いや、リーマー買って来て.9270インチ(23.54mm)にピン径を拡大して、EVOとかBIGTWINのピストン使う方が早いかな・・・
いや、まあええかこの辺はおいおい確認していくしかないかな。

元のエキスパンダ形状。↓ちょっとこっちの方がごつくて重いです。

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ピストンリングを冶具にセット。

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これを旋盤にセットして芯出しして、チップを一つ犠牲にして加工します。
ピストンリングはめっさ硬いんです。

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