「生産設備達」カテゴリーアーカイブ

ビンテージ生産設備のメンテ

流石の私も知らなかった。
普通、エア配管のワンタッチ継手ってこんなのですが、↓↓↓↓↓
メーカーはピスコとかチヨダとかCKDSMCニッタコガネイ最近ではモノタロウとかミスミのプライベートブランド、チェリックとかイーサン等のアジアンメーカーもありますし、どこもかしこも作ってはります。

どこの製品を買っても互換性があるし、品質も良いですが、
使ってきた経験から言うとピスコがホースを抜くとき一番抜きやすい。ツバを押さえるとちゃんとリリースされる。

で、今回はビンテージ設備のエア配管がエアブロー並みに漏れ漏れでコンプレッサーの負荷が心配なぐらいなので全交換しました。

で。

みんなこんなん知ってる?!
↓↓↓↓↓↓↓

俺は初めて見たよマジで。
ちゃんとワンタッチ継手です。これがビンテージ設備に元々ついていたやつです。
リリースする時ツバが尖っているので爪が欠け気味になります。
古いけどちゃんと中に六角が切ってあって省スペース狭ピッチ取り付けが可能。

ちなみに付いていたホースは硬化してカッチカチでプラッチック並みでした。
水平にしても垂れ下がらない程に。

あと、配線も劣化していて、銅線むき出しの部分があったので何回か感電しました。
やっぱ200Vは100Vより効くよマジで。

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コンベアの修理その2

前回、ベルトのプーリーをメンテしたのですが、にも関わらずえらいガコガコいうのでチェーンを換えることに。
とは言ってももうこの装置は古いのでメーカーの部品を期待するべくもなく、汎用品を加工して取り付けることに。

作業前の写真を撮り忘れたのでこれがほぼ、完成形↓の状態。

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まずはチェーンとスプロケを外し、サイズを調べる。これはRS35だった模様。

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紅善で注文し届く。軸穴径は数百円払えばメーカーにて追加工してもらえる。

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めっさめさ減っている。卍手裏剣みたい。

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チェーンはバイクのチェーンと同じく、自分で切って作る。
リンク数を数えやすいようにクリップ部分を外す。

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ええぇ!めさめさ段付き摩耗している。これはバイクのチェーンでは見たことの無いレベル。

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因みにこれが新品。

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ローラーの部分が破れて芯が見えていた。破断しかけていた模様。

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端を合わせてリンク数を数えようとしましたが、めっさ伸びている。

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チェーンを切ってクリップで繋ぎ、冒頭の写真の状態に。

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しかし、干渉してチェーンカバーが付かなかったので、旋盤でボスを削り込み加工。

 

ボルトの頭を避け、正常に取付出来ました。異音は無くなり、修理完了。

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と思いきや、このコンベアの先の計量ステーションのロードセル(はかり)が壊れていたので完全復旧ならず。修理を続行する事に。

続く。

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