「SR400、500」カテゴリーアーカイブ

めっさ古いSR400に乾式クラッチ組み込み12

古いバイクなので何やかんやでレストアみたいになってしまって、このSR400の記事も12個目ですが、ここに来てやっと乾式クラッチの組み付け作業に入れます。

まずはクラッチカバーを外します。それをNCで削って、オイルシールが入るところを溶接して、もう一回削ります。
無論、高温になるので純正のオイルシールは全部外しておきます。
キック、クランクシャフトのオイルライン、チェックバルブの3つが付いています。

溶接した後は漏れが無いか、石鹸水を吹きかけて裏からエアーを吹いてリークチェックをします。

それともう一つ、クラッチボスも加工します。

以前はクラッチバスケットも純正部品を溶接追加工していましたが、溶接ができない個体があったので、少し前から削り出し品に変更にしています。
ですので、純正部品を追加工するのはこの2つの部品だけです。

クラッチカバーの製作が終わったら、オイルシールを全部組みます。

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めっさ古いSR400に乾式クラッチ組み込み11

フロントフォークはインナーチューブに点サビ多数、ロッドシール劣化でオイルが漏れ漏れでした。ここは本当ならインナーチューブを交換したいところですが、かなり高価な部品なので販売価格がめちゃくちゃ高くなってしまいます。ケンマロンで磨いてサビを削り取り、クイックメンダーでその穴を埋めて硬化後再びケンマロンで磨きました。

シールが固着していてなかなか取れず、苦労しましたがなんとか交換出来ました。
今のところフォークオイルは漏れていないですが、漏れてきたら諦めてインーチューブを交換した方が良いです。

さて、ここまで来たらやっとクラッチカバーを外して、乾式クラッチ取り付け作業にとりかかれます

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