「SR400、500」カテゴリーアーカイブ

めっさ古いSR400に乾式クラッチ組み込み14

エンジンを降ろす時にグキッた手首に細心の注意を払いながら、エンジンを車体に載せました。

iphoneのカメラのレンズにグリスが付いてて、しかも逆光だったので、神々しい写真が取れました。

エンジンハンガーのボルトを締めていくときにひとつ謎のステーが有りましたが、

エアクリーナボックスのステーでした。エンジン降ろしたのがだいぶ前だったので、忘れてしまっていました。

あとはひたすらホースやワイヤーをつなげていきます。こういうオイル通る系の繋ぎ目のパッキンは丁寧に全部交換しておきました。

エアクリーナーも交換、旧式の純正部品なので金額が高かった。

交換したパッキン、小物部品の数はかなりの量になりました。これでエンジンまわりの密封は安心です。

キャブも取り付け完了、

ウインカーとテールランプは社外品が付いていましたが、中古の純正品を買って純正品に戻しておきました。

タンクを付けて、燃料ホースを新品に換えて

オイルを入れてガソリンを入れて、

キック数発で無事始動しました。流石にピストンリングとステムシールを交換して、バルブの摺り合わせをやったので、調子がいいです。
古いバイクを再始動した時って、埃が焦げたり、整備の時に付いたオイルが蒸発したり、マフラーからも組む時に塗ったグリスが燃えて出てきたりするので、はじめの何分間かは煙が出ます。
それを眺めると「ああ、やっと直ったな。」とおっさんは思うわけです。

が、しかし、最後の試練。

エンジンをかけてしばらくすると、何故かスプロケットの所からオイルが漏れてきました。
マジかよと思いましたが、原因はブローバイでした。
ブローバイのパイプを外したらオイルシールが外れることが無くなったので、
ここのエアクリーナボックス側が↓詰まってたみたいで、エアブローしたら直りました。

ブローバイが詰まってたので、クランクケースの内圧が上がって、オイルシールが外れたようです。
ケースが割れてたんじゃなくてマジで良かった。

ということで整備と改造完了。
敷地内を試走しましたが、旧型のSRのみに装備されている、VMキャブは、加速が力強くて凄く良いですね。小径のFCRに似たフィーリングです。
いやいや、すこぶる調子良い。

ただ、このキャブ、古いバイクらしく、暖まるまでほんのり調子悪いです。
それもまた味ですね。昔のバイクはこんなもんやった。

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めっさ古いSR400に乾式クラッチ組み込み13

クラッチカバーの加工が終わったら、後は作り置きしていますので、組んできます。まずはプライマリーのギア。これは純正のクラッチバスケットをリベットを飛ばし取りはずし、乾式用のスペーサをロックタイトの高強度を塗ってネジ止めしています。

クラッチバスケットは図面を描いて削り出しました。

ここが削り出しだと、めっちゃクラッチの切れ、つながりが良くなりますね。作る前は何とも思っていませんでしたが、作ってみてびっくりしました。

真ん中のネジとスプリングワッシャのところはシールするものが無いので、液体パッキンで止めます。液体パッキンを塗る前は脱脂。

クラッチボスと、メインシャフト延長カラーを合体させたものを組み付けて真ん中のネジを締めます。

後はTZ250用のクラッチの板を組みます。

沢山入れます。

レリーズのロッド?ポペット?も製作品です。オイルを止める用のOリング追加と、オイルシールの厚み分ロング化してあります。

後は油をふき取ったクラッチのプレッシャープレートを組み付けて

スプリングを組んだら完成です。

エンジン的にもこれで完成。
後は車体に積んでキャブとかワイヤーとか付けまくったら走れます。

この車両、エンジンまで手を入れたので、作業が多くて、ブログではまだレポートしきれていないですが、既に完成しておりまして、
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