コンロッドとクランクウエイトのクリアランスが無いので、コンロッドを削ります。
ベルトンで削ろうと思い、ガムテープでマスキング、ガムテの厚みがあってもこのクリアランス。
測ったらこの寸法
片肉0.4mm~0.5mmは削らないといけないです。ベルトンで削ろうと思いきや、「はっ!」と思い出しました。だいぶん前、穴あきコンロッドを製作した時、固定冶具を作ったことを。
ラッキー。これでフライスで正確に削れる。
フライスで加工したので、真っ直ぐに削ることが出来ました。
この後はベルトサンダーで人海戦術。
武川のコンロッドは給油穴がここに付いているのが好きです。コンロッド大端部の溝から油が出てくるねんから、この位置やと多分ようけ油入るやろうし、強度も高い。
因みにこれはKSR110純正。↓上に2個穴があいています。
けど重量はこっちの方が軽いよな・・・
こっちの方が斜めに穴開けなくていいから加工コスト低いし軽量やから、
小端部を斜めカットして軽量化せん限りはこっちの方が高性能なのかな?
そんなにコンロッドを安易に薄くして大丈夫なのかという人の為に安心材料を。
昔宍戸さんのモンキーRに組んでたコンロッド、↓むっさ回りました。72ccで100km/h以上出た。バルブはCBR400RR用をコッター溝切り直しで流用の細径仕様。
最終的にバルブクラッシュしてピストンぐちゃぐちゃになったけどコンロッドは折れず。
ベルトサンダーで削った後↓ 応力の集中しそうな段差を取り除き、角を丸く仕上げました。
クリアランスはええ感じ。
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