「スズキGAGの鬼ビモータレプリカ」カテゴリーアーカイブ

GAGをビモータSB6レプリカに_足回りの設計22、リアサスのリンク比はエクセル地獄で1

このGAGに使用するリアサスはNSRmini,NSR50,NSF100用で、
メーカーはOHLINS、品番はHO418。
GAG用の社外品リアサスなんてこの21世紀の世の中には多分無いと思うのでメジャーどころのNSR50用を使ってます。

オーリンズのサイトによれば、(こちら)
このサスの諸元は
レングスが217 +9/-1mm(車高調付きということですね、実測もそれぐらいでした)
バネレートが180N/mm(18.3kgf/mm)
ストロークが34mm
となっていました。
ストロークに関しては25mmぐらいでバンプラバーに当たるみたいだったのでほんまに34mmもストロークするのかな?というところ。

で、↑(ネットから拝借)本物のSB6はサスがキャブのめっさ近くにリンクを介して水平に付いているんですよね。

因みにNSF100はこんな感じ↑のリンク無しのモノサス。ステップに隠れて見にくいですけど。

ここは折角フレームを作るなら、リアリティーを求めて本物のSB6と似通った位置に設置したい。
しかも、ちゃんとリンク比を考えて、N5よりシルキーなハンドリングになるようにして。

ちょこちょこ数値を触ってリンク比がええ感じのところを見つけたかったのでエクセルか、2DCADのマクロか、どっちかで計算せなあかんかったのですが、
2DCADのマクロは作ったことが無いので良く分からなかったのでエクセルに三角関数入れまくって計算しました。
結果、エクセル地獄でした。
次回三角関数を入れまくったエクセルの表を配ろうと思います。
リアサスまわりを設計するとき、参考にしてください。

しかし、
私、長年バイクを改造しまくってますが、恥ずかしながら、リアサスのリンクについてはあんまし何も具体的数値を知りませんでしたね。
このオーリンズのサス、バネレートが 18.3kgf/mm なので1mm縮めたら18.3kgf、2mm縮めたら36.6kgf。
フルストロークの34mm縮めると622kgf。

N5のリアサス、600キロも荷重がかかってたんすよ。
私のケツの下でそんな事が起きてたなんて知りませんでした。マジで。

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GAGをビモータSB6レプリカに_足回り組み立て1

タイヤをはめて来て

ブレーキローターを付けました。
けど、ローターボルトにはロック剤が塗ってあります。
まだ付けたり外したりするかもしれないので、締めないでおきました。

次はキャリパーサポートと、ホイールカラーを削り出して装着です。

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