「スズキGAGの鬼ビモータレプリカ」カテゴリーアーカイブ

GAGをビモータSB6レプリカに_3Dプリントはベリーエクスペンシブ

弊社荒木エフマシン(株)が、2019/03/22~3/24の東京モーターサイクルショー2019(公式サイト)に持って行くものは
このGAGベースのSB6

乾クラ+ターボのSR500

ウチの誇る削り出しボールペン、MechaSEA(メカシー)

です。
GAG→Mini SB6は
リアサスのリンク比が決まったので、フレームとスイングアームの3D図が完成しました。

流石にアルミでホンマもんを作る時間的余裕は無いので1/1で3Dプリントにしようと思ったのですが、有名どころのDMMに見積を取ったところ

一番安い素材、ナイロンで驚愕の90万円!
あかんっ!

おそらく何日もマシンを占有してしまうのでしょう。
ならばと高さを抑えるために切り刻んでバラバラにして見積ると

23万円。うーん、まあ高いけどしゃあないかとスイングアームも入れてみると

33.5万円。
うーん、うーん。
まあええ。しゃあない。これでハンマープライス。
と思い、発注したのですが。
発注後、連絡が有り、納期が東京モーターサイクルショーを超えそうとの事でした。グラフィック社とか、その他の業者も見積しましたが納期がだめでした。
中華の3D打印服務中心にもチャレンジしたかったのですが、時間と体力が無いので断念。

大きいサイズのプリンタなんてガラ空きだと思っていたんですけどそうでもないみたいです。
3Dプリント屋さんって仕事詰まっているんですね。儲かってそう。
ということで実際やってみて色々と3Dプリントについての情報は得られましたが、1/1の3Dプリントは断念。
1/1のGAGがプリントされている垂れ幕と縮小版の模型を製作することにしました。

そんなことをやっている荒木エフマシンが本気で技術を投入して作った
メカニカル極まりないボールペン、
MechaSEA(メカシー)
アマゾン、ヤフオク、弊社ウェブショップで販売しております。
下記よりお買い求めいただけます。
画像をタップ orクリックで販売ページにジャンプします。
2020年5月より兵庫県加西市のふるさと納税返礼品になりました。こちらもどうぞ!

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GAGをビモータSB6レプリカに_足回りの設計23、リアサスのリンク比はエクセル地獄で2

サスのリンクの計算はどうやったかと言うと、
ピボット(スイングアームの軸のあるとこ、指でさしているとこ )をX,Y=0,0として、アクスルが10mm上がったら、サスが何mm沈むか?
というのを
全部の可動ポイントを一個一個エクセルで計算していったのですが、かなり分けわからんかった。

出来がった計算シートはこれ ↑ なんですが、NSR50の、リンクなしのサスはまだいいものの、リンクありのミニSB6のサスは難儀しました。
結局三角関数を使うのですが、数学の教科書的なサイトかエクセルをレクチャーするサイトかのどちらかを見ることになります。

だいたいこれら↓を使うと算出出来ました。
SQRT((X1-X2)^2 + (Y1-Y2)^2)で2点間の直線距離が出る
DEGREES((ATAN2( X1-X2,Y1-Y2))で2点を結ぶ直線の角度が出る
距離*COS(RADIANS(角度))) で、距離と角度からX座標が出る
距離*SIN(RADIANS(角度))  で、距離と角度からY座標が出る
円と円の交点は余弦定理で出す。

で、サスだけに流石リンクサス。
初動柔らかく奥で固いサスにすることができました。しかも実物のSB6の設置場所に近い位置に付いたし。
思っている通りに動作してくれたなら、NSR50よりもシルキーなハンドリングになってるかも知れません。

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