テクノロジックでギークなボールペン、MechaSEA、量産用材料入荷、ビモータレプリカGAGを再開

バイクばっかり改造している弊社が、本気で技術を投入して作り込んでいるジュラルミン削り出しのボールペン、名前は「MechaSEA(メカシー)」。

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知財の手続きは割と順調に行っているので、
やっとめどがつきました!
3月中旬には発売できそうです。

初回量産分、材料が入荷しました。
おそらくこれが大阪モーターサイクルショーの会場で展示販売する分になると思います。

そして、やっとMechaSEAの発売めどがついたので、ビモータレプリカのGAGを再開できるようになりました。
ここからは担当を分けます。
モデラーの腕を使ってもらって、木川さんに車体(ダブルディスク化やフレーム製作)と外装の設計。
私(荒木)は引き続きエンジンをやります。
そしてたまにあつボンを召喚します。
このフレーム、↑依頼主さんから加工素材として使ってくださいとNSR250のフレームをたくされたのですがこれがサイズ的に使うのが難しそうならフル削り出しになるかも・・・
もうボールペンが完成した今、ブログのネタになるならカスタムバイクの採算は考えなくてもいいんです。
実験要素があるから費用が不明な加工は失敗したら弊社が費用を負担すればいいんです。
なので、お楽しみに。

 

 

で、話は戻って、生産の内部事情。

今回の量産は、ちゃんと昔工場で工程設計の仕事をしてた経験を生かし、仕掛や材料の発注数量を可能な限り少なくし、できる限りリードタイムを短かくしました。
これにより開発に数百万使ったものの、量産に入ってからの資金繰りは何も考えなくて良いほどに楽。
売れた分だけ材料を仕入れて作れば良いだけ。それも誰の指示もいらない、かんばんで自動的に行われる。

具体的に言うと
「この部品は一挙に1万個仕入れないといけないから仕入れ一発ウン十万かかる」
「この部品はウン百個単位でないと熱処理炉に入れれないから1週間分仕掛溜めてから処理屋に持っていく」
「どうせ外れる売上予測を作る」
ってことが無い。

このペンでは、資金がないから仕入れができなくて困るということはほぼ無いはずです。何十万もする品物を仕入れて何日も寝かせて売ってた時のことを思うと夢のようです。魔法のような経営です。
サラリーマンとして生産設備を作ってた時は実感が湧かなかったですが、経理の仕事を技術屋がやってみて初めて実感しました。

あとリードタイムが短いということは不良品が出た場合、その鮮度が高いということでもあるので品質を作りこむ上でも非常に有利です。1週間前の不良品の不良原因なんて、たぶん誰もわからないでしょう。品質には不良品の鮮度も大事なんです。

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テクノロジックでギークなボールペン、MechaSEA、量産用材料入荷、ビモータレプリカGAGを再開」への2件のフィードバック

  1. ビモータレプリカ/GAG 再開ですね。SB-6の中古フレームも入手してみましたので3月中頃には郵送できると思います。
    ボールペンの最終形状も楽しみです。

    1. モデラーGP優勝の凄腕設計野郎が形状を作りますっ
      スケール8/10のプラモ感覚ですね

      ボールペンはシリアルの若い物を一本お送り致しますっ

      フレームの件、了解です。ありがとうございます。

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