テクノロジックでギークなボールペン、MechaSEA、試作なので120万円かかってます。

バイクばっかり改造している弊社が、本気で技術を投入して作り込んでいるジュラルミン削り出しのボールペン、名前は「MechaSEA(メカシー)」。

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試作品の第1号が完成しました。
とは言っても意匠登録するまで、全容は公開できませんので先だけの公開。すみません。
これ、まだ完成しているのはこれ1本だけなので、1本120万円のボールペンです、
これまでにかかった費用を積み上げると。

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完成したので外観イメージ、質感、操作感、意匠のチェック、それと耐久試験をしなければなりません。
こういう製品を売っても大丈夫か確かめる業務を製品評価と言いますが、
これは私、荒木エフマシンを作ってから財政がやばくなった時、派遣社員として出稼ぎに出る羽目になったので、大手メーカー内でこの業務は経験済みです。しかも給料激安で。
確か宍戸さんも携帯電話の開発に居たことがあったのでその時の評価条件を聞くと、

・落下試験は高さ1.5m、床コンクリートで各カドと各面を4セット。
1セット各カド各面なので1セットのうちに何回も落とすことになります。

因みにiPhone を同条件で落としたら速攻割れたのとこと。単に落下強度だけが消費者満足に繋がっていると思ったらそんな単純なもんではない。デザインや部品供給も全部含めた総合力の勝負。いやいや、深い。

・パカパカの開閉10万回。
開閉試験機がいっぱいの時は10万回人力でやってたらしい。
しかもスピーカーの耐久試験でエレクトリカルパレードが無限ループで鳴っている横で。担当者は発狂してたらしい。

とのこと。

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ウチの会社はベンチャー企業とは言えど、携帯や家電を参考にして使用状況を想定し、過不足の無い条件を設定して評価試験をやらないといけませんね。大手と違って費用負担がマジできついですが・・・

多分試験をやっていくと結構仕様は今と変わると思います。開発とはそういうもんなんで。

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